祝島こだまや 情報
●1月18、19日に祝島でできた大豆で味噌作りを行う予定です。
祝島では味噌仕込み会を開催し、世界のより良い発酵を願う集いを行います。
こちらへの参加もお待ちしますし、各地での味噌作りや味噌仕込み会の開催も同時にあれば良いなと思っています。
●祝島産自然栽培青大豆(小糸在来)1キロ¥1000にて発送しております。
こだまや
----------------こだまやメーっセージ---------------------
皆様、2019年も大変お世話になりました。
今年も例年通り初春の祝島の磯ではヒジキを始め海藻の収穫が行われ、様々な人の助けを借りて加工から出荷までの作業を行う事ができ、また沢山の店頭で販売をして頂き多くの方の食卓にお届けする事ができました。
今年は新しい取り組みで乾燥前の釜から出したばかりの釜揚げヒジキを出荷しました。
多くの方が購入して下さり予想を遥かに超えた反響を頂きました。
その後もモズクやアカモクなどの海藻の収穫もおかげさまで順調に行う事ができました。
また、今年から農地を正式に借り、農業者登録をして農家としての活動もスタートできました。
6月には僅かな量ではありますがオーガニックビワの出荷も出来、管理しているビワ園を使ってビワ狩りツアーも行いました。
2反の小麦畑の収穫もスムーズに行き、祝島と田布施を拠点に営業している無添加製菓、弥五郎ドーナツの材料として提供でき一部は100%祝島産小麦ドーナツとして売り出されています。
また岩国のクラフトビール会社と組んでの祝島小麦を原料にした祝島地ビールの企画が始まりました。年明けには醸造が始まる予定です。
麦の収穫後すぐに大豆の播種を行いました。
9月からはドイツからエリックという青年がインターン生としてやってきました。彼は一年間、祝島で私たちと共同生活してともに生産活動を行います。
エリックは家畜に与える為に毎日欠かさず行っている生ゴミの回収、仕分け作業も意欲的に行ってくれています。生ゴミを焼却場に送らず有機分解する意味をすぐに捉えてくれ、時間があればビーチでプラスチックゴミを集めています。
彼がきてすぐに稲刈りをしました。今年は一年分の米を収穫する事ができました。
今は大豆の収穫、脱穀を終え、最後の選別作業を薪ストーブを囲み来年の計画を話しながら行っています。
もう祝島に住み始めて2年になるスズカとエリック、時々長女のなずなも手伝います。
エリックは1才の長男、時路の事をよく見ていてくれ仕事は順調に進みます。
スズカは今年から漁師として歩み始め、漁協の準組合員となってタコ漁や釣りを習ったり、自分で操船して漁に出るようになりました。
今年は自分たちで米、麦、大豆、野菜、海草類、鮮魚などが十分に作り出せ始めた大きな一歩となった一年でした。思えば祝島に住み始めてちょうど10年目となりました。
今は家族や共に生活する仲間の自給自足ですが、ここから自分たちと繋がる多くの人の食を提供できるようにこれから成長していきたいと思っております。今後もご支援お願いいたします。
また今年は徐々に進んでいた上関原発の埋め立て工事再開が表面化した年でもあります。来年には本格的な埋め立て工事再開も考えられます。
私たちはどう繋がり、どういう行動で自分たちの暮らしを守るのかという事をより真剣に考えないといけません。
私たちはその一つの繋がり方としてひじきを始め、食べ物を作り続けるという事を信念を持ってこれからも続けていきます。巨大な資本経済活動に立ち向かう手段として祝島や上関町の物を沢山の人に食べて欲しいと願います。ここの海や大地からできた食べ物が沢山の人に意識的に食べられ、その食べ物から得られたエネルギーやその食べ物によって作られた身体によって創られる素晴らしい未来を信じています。
大寒の頃、1月18、19日に祝島でできた大豆で味噌作りを行う予定です。
祝島では味噌仕込み会を開催し、世界のより良い発酵を願う集いを行います。
こちらへの参加もお待ちしますし、各地での味噌作りや味噌仕込み会の開催も同時にあれば良いなと思っています。
祝島産自然栽培青大豆(小糸在来)1キロ¥1000にて発送しております。
12月の祝島の磯に降り立ってみました。まだ若いヒジキやアオサが岩にはり付いていました。様々な環境の変動がありますが来年もどうやらこの海は海藻の恵みを与えてくれそうです。
私たちはその恵みをどう最大限に活かして沢山の人や様々な地域と繋がっていくかを考えます。
海藻収穫体験やビワ狩りツアー、カヤックやヨット、様々な体験やのんびり滞在など来年もますます行っていきます。
いつでもお問い合わせください。
2020年が全ての人と自然、生き物にとって良い一年になる事を願っております。
2019年冬至 こだまや一同
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