河野康弘 ピアノ、お話し、歌
【日時】2019年12月15日(日)13:30開場 14:00開演
【会場】のんびり
名古屋市南区豊1-3-8
名鉄「豊田本町駅」より徒歩5分
【参加費】大人1,500円 子ども500円
【予約・問】080-4071-9147(武田
「冬眠ピアノお目覚めコンサート」って何?
このコンサートは世界でも河野さんしかしていない「冬眠ピアノお目覚めコンサー
ト」です。彼の言葉を紹介します。「今日本中にピアノが600万台ありますが、使われているのはたったの150万台。ピアノは山の木を切って作っています。ピアノの寿命は100年、捨てるピアノはー台もありません。そんなピアノを助けてあげたい」と。
そんな想いから1992年から始めたユニークなコンサートはマスコミにも何度も取り上げられています。
古いピアノのあるところならどこへでも出かけてコンサートを開いています。小さな自宅が会場のことだってあります。
世界を飛び回っている河野康弘さんの楽しいおしやべりとダイナミックな演奏、そして河野さんのコンサートは「聴くだけ」ではありません。「参加」もしちゃえます。
ピアノが弾けない?そんなのはお構いなし、子どもだってもちろんOK!会場がだんだん笑顔がいっぱいの空気に包まれてゆくことを楽しめます。
会場の「のんびり」って何しているところ?
ここでは、一人暮らしの高齢者の生活支援や見守り活動、有機野菜の販売、フェアトレードコーヒーの提供など、様々な活動をしています。武田さんのお話を聞く会、
時にはコンサート会場となったり、喫茶店のようであったり、大きな薪ストーブで焼き芋やピザを焼いて会食会をしたり。その使われ方は様々ですが、お互いを気にかけあえる地域のサロンといったところです。オーナー武田善明さんは言います「困った時はおたがいさま。」
仕事であったり、子育てであったり、地域の人間関係であったり、今の世の中は様々なところでひずみが出ているように思います。それに対して武田さんは「スローな生き方」を形にしようと模索しています。「スロー」のコンセプトを日本語にしたのが「のんびり」です。
ピアノのリユース活動と「のんびり」のピアノ
河野さんは「使わなくなったピアノを欲しい人、必要としている施設等に送る」という活動もされています。送り先は日本全国のみならず、アジアやアフリカを中心とした諸外国にまで及びます。これまでに国内で約200台、海外で約110台のピアノが第二の場所で活躍しています。
ここ「のんびり」にあるピアノもそんなピアノうちの一台。
「河野さんのコンサートを聴く会」の会員の家の建て替えに伴い、使わなくなったピアノが河野さんの「仲人」によってここにやってきました。「のんびり」にあるピアノの元の持ち主は戦前生まれのハイカラなおばあちゃん。そのおばあちゃんのお父さんは明治生まれながらバイオリンを趣味にしていたとか。そんな歴史のあるピアノです。
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