2019年12月4日 山陽新聞
2018年の西日本豪雨で被害を受けた倉敷市真備町にピアノを届け演奏に行きました。
毎年、いろんな場所で大災害。ピアノを贈り少しでも心の休まる時間を持っていただきたいと思っていますが、私の動きも少しずつゆっくりになり災害に追いつきません。自然災害も、自分たち人間の生き方がもたらしたものように感じます。
「ピアノを最後まで使ってあげたい」と思ったのは自然との共生を考えての事からです。沢山の山の木を伐採し、乾燥も人口で早くやることで大量のピアノが製造されました。
スタインウェイ-------200年の歴史で50万台製造
ヤマハ----------------100年の歴史で650万台製造
カワイ----------------100年の歴史で350万代台製造
若い時は日本の技術ってすごいな、と思いましたが、ピアノも地球を破壊してきたのだと残念に思います。
ギターを造りたいと思いスペインへ行って習おうとした人の話
「日本人は金儲けしか考えないから教えない」
と断られました。
日本はお金儲けが一番で人も地球も壊していく国。
みんなで少しづつ変えていけたらとの思いで活動をしています。
2019年11月下旬に京都市・田中さんから提供いただきましたピアノが真備町・「まびくら」に着きました。
私は12月6日(金)の夜は倉敷市に宿泊。
7日の朝8時45分に倉敷駅でWMCAさとうちスタッフの皆様に車で迎えに来ていただき9時半くらいに会場の「まびくら」に到着。
ピアノの蓋を外して準備。
身近にあるピアノですが、スタッフの皆様も中を見るのは初めての方が多いです。
ピアノのメイカーはビクター。
これにも皆さんがビックリ。
日本でも昔は100社くらいメーカーがあったようです。
長く調律していなかったピアノですが調律師さんに整備、調律をしていただいたおかげで素敵な音色を響かせてくれました。
10時から「ピアノと遊ぼう」ワークショップ
ピアノのお話し、と「カエルの歌」の演奏。
大きなカエル、小さなカエル、音痴なカエル、などなど・・・・・
いろなカエルを演奏してみる
そして
「ワッハッハ・ブルース」
ワッハッハ、ワッハッハ、ワッハ、ワッハ、ワッハッハ
と、リズムを取りながら全員がジャズピアニストに。
最初は躊躇していた子どもたちがピアノから離れなくなり30分ワッハッハ
私は汗びっしょりになりました。
昼食をご馳走になり
12時から「冬眠ピアノお目覚めコンサート」はじまり。
会場には満員のお客様。
「ワッハッハ・ブルース」で沢山の方がジャズピアニストに変身して素敵な時間を皆様と共有できた事に感謝します。
終了後、スタップの皆様と集合写真!!!
ありがとうござました!!
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