2016年11月25日金曜日

琉球新報社記事

2016年11月25日(金)
ジャズピアノ 沖縄・高江で奏でる 京都の河野さん
 【東】自然派ジャズピアニストの河野康弘さん(63)=京都府=が17日、名護市辺野古と東村高江区でジャズコンサートを開いた。高江区では約60人が集まり、夕日や星を見ながら森に広がる音楽に耳を傾けた。

 河野さんは「沖縄の現状を少しでも知ってもらいたい。関心のない人にも興味を持ってもらうきっかけになればいい」と強調した。

 その上で「沖縄の問題は日本全国の問題だ。何もかも沖縄に押しつけておいていいのか。沖縄に基地が本当にいるのかもっとみんなで考えないといけない」とした。




2016年11月17日木曜日

2016年11月沖縄ツアー

沖縄ツアー最終日、トラック出前ピアノコンサートin辺野古、高江

晴れ。

8:30 岡山から昨晩沖縄に来てくださった中原さんと宿泊施設から出発。
バスに乗って西原町に向かう。

西原IC前バス停で降り矢ヶ崎さんのお宅に向かう。

矢ヶ崎さんは琉球大学教授で福島原発事故の真実と放射能健康被害★を私たちに知らせて下さり、放射能避難の皆様の応援をしてくださってる大好きな先生です。


京都にお住まいの矢ヶ崎響さんのご実家。
京都のコンサートで響さんに辺野古へピアノを運んで演奏をしたい話をしました。

「ピアノは、どんなピアノでもOK。軽トラックがあれば積んで、そのままステージになります。」
そうしたら
響さん
「実家に子どもの時に引いていたピアノが眠っているから、運び出してやりましょう」
と、おっしゃってくださり今日の実現になりました。

09:00矢ヶ崎さん宅に到着
トラックを用意してくださっていました。
思っていたより立派なトラック。
屋根テントもあり、エレベーターリフト「パワーゲート」が付いている。
ありがとうございます。
辺野古で海の監視をしてくださっている仲宗根さんがスタッフの女性と到着。
響さんのご主人・武田さん、岡山の中原さん、と私で自宅のピアノを運び出す。
床を傷つけないように、気をつけて運び出す。
そしてトラックへ。
段差も少なかったので無事に積み込めました。
武田さんがピアノをしっかり縄で固定してくださいました。


出発前に皆さんで記念撮影!!!!




仲宗根さんとスタッフとは現地でお会いすることを約束してお別れ。

武田さんの運転で中原さんと3人トラックに乗り出発。




高速に入ると春のようにピンクの花が咲いています。
昨日、矢ヶ崎先生に教えていただいた徳利木綿。
一つ花の名前を覚えました。

高速はすいていたのでスイスイ気持ちいいドライブ。
辺野古の近くの沖縄そばのお店「やかそば」でランチ。
https://retty.me/area/PRE47/ARE247/SUB52704/100000158864/

おいしかった!!!!!
よし、辺野古へ!!!!

辺野古ゲート前に着くといやに静かです。
以前来た時にあったテントはすべて撤去。



ゲートの向かいでトラックを泊めて演奏しようと思っていましたが車が停めれないようになっていました。

どうしよう、と思いテントに方に話をしました。
ゲート前は無理なので辺野古浜へ行くことにしました。



話している間(約5分)でも、塀の向こう側から早く動きなさいと言われ、
おまけに武田さんは写真に撮られるしまつ。
なんか怖い雰囲気でした。



ゲート前から辺野古浜に向かう。
一年ぶりの辺野古浜。
昨年来た時は辺野古港に車が泊まれましたが今は進入禁止。
浜の脇にトラックを泊めて浜を見に行きました。
 うわ~素晴らしい!!
天気も最高。
砂浜に行く細い道が舗装しているのを発見。
ピアノを運ぶのにバッチリ。


浜の脇でピアノを下ろす前に弾いてみました。
とても素敵な音色を響かせてくれてワクワクしてきました。


そしてピアノを辺野古浜へ運んでいただきました。
最高のロケーションです。





14時半から演奏することになっていました。
もう少しだな・・・・
と、その時大きな音が聞こえてきました。
右翼の街宣車の大音量が近づいてきました。
浜の横を通り過ぎ、立ち入り禁止の港へ入って行きました。
4台が大きな音を流して浜から見える場所に車をとめて浜の方へ人がやってきて
「帰れ~」
「沖縄の問題だ~」
う~ん。
じっと我慢。

街宣車と一緒に警察の車も来て警察も降りてきました。
あれ・・・・
立ち入り禁止のところに街宣車が入ったのに、いいのかな?
大きな音をたてるとご近所の迷惑になるので、迷惑にならないところで演奏しようと場所を決めましたが街宣車は大きな音を出しっぱなし。
警察は何もしないのかな????



15時前に、やっと引き上げてくれました。
約30分くらだったと思うのですが、長かった!!!

静かになった浜辺で演奏を始めました。
お客様は沖縄の方のほかに、京都、岡山、滋賀、東京の方も聴きにきてくださいました。 
このコンサートを企画してくださった響さんは体調が悪いので来れない、との事でしたが、お父さんと二人で演奏に間に合うように来てくださいました。
よかった。

辺野古の海をテーマに作曲した「ジュゴンの海」を、ジュゴンの海で演奏できたことに感激。
漣の音と、ここち良い風に吹かれてピアノが素晴らしい音を奏でてくれました。



15時30分に無事コンサート終了
パレスチナ、南アフリカ、エリトリア、ピョンヤンで演奏しましたが、こんなに緊張状態での演奏は初めてでした。
右翼の皆様にも一緒に楽しんでいただけるくらいになれたら、と切に思いました。

終了後、宮城さんが高江に送ってくださることになり車に乗りました。
気持ちのいい風に乗って快適なドライブ。
途中、高江に素敵な場所があると案内していただきました。
東村天然記念物のサキシマスオウノキ。


うわ~。見てびっくり。
子どもだったらかくれんぼできるな、と思わず笑ってしまいした。
今まで見たことが無い。
自然ってすごいな!





サキシマスオウノキを後にして車が走り出し、高江ヘリパッドの工事のあるゲートを通過。
座り込みの皆様本当にありがとうございます。
とても辛い状況に心が痛くなります。

そして海辺に出ました。
素晴らしい夕暮れの風景に感激。



宮城さんが「次回は此処でやりましょう」と、おっしゃってくださいました。
実現できたら最高ですね。


時計を見たら17時。
あれ、17時から高江で演奏する予定。
沖縄時間かな。
でも、素敵な風景、そしてゲート前を見せてくださった宮城さんに感謝。

いそいで高江売店前に車を走らせてくださって17時半に高江売店前に到着。
高江売店前にはピアノが到着していました。
ありがとうございます。
音響もセティングしていただいていて、演奏も始まっていました。
オーストラリアのアボリジニの楽器「ディジュリドゥ」のようです。
自然の中にはぴったりの音。




音楽を聴いている間に夕暮れ。
人も徐々に増えてきました。


音響の方が声をかけてくださり
「20年くらい前に河野さんが高江に来たときにも音響したんですよ。今日も楽しみましょう」
と、言ってくださりビックリ。
20年くらい前に やんばるで演奏したのですが、高江だったとは忘れてしまっていました。
でも覚えていてくださって、元気に再会できてよかった。

「ディジュリドゥ」の演奏が終わりコンサートを企画してくださった伊佐さんの挨拶があり演奏を始めました。

高江の夜の闇にお目覚めの曲「私のお気に入り」が響き渡りました。
そしてレフトアローン、もののけ姫などなど・・・
辺野古、高江のゲート前をイメージして「ゲート前」を演奏。
過激な演奏にも答えてくれたピアノに感謝。

笑いヨガをなさっている二本柳さんがミニ笑いヨガ・ワークショップしてくださいました。
そして「ワッハッハ」
みなさんの笑い声が、やんばるの森に響き渡りました。

ワッハッハの後はスペシャルゲスト天原麻友さんの素敵な歌声を聞かせてくださいました。
最後は「イマジン」を私も一緒に歌いました。
最高のコンサートになり感謝、感謝、感謝!!!!!!

伊佐さん、天原さん、と参加してくださった皆様と記念撮影。
ありがとうございました!!



無事に演奏が終わり武田さん、中原さんがピアノをトラックに積み込んでくださり高江を出発。

暗い、やんばるの道を南下。
高速道路に入り、西原町の矢ヶ崎邸にまっしぐら。

到着したのは22時くらい。
矢ヶ崎さん、響さんが迎えてくださいました。
高江のコンサートも素敵だった事を伝えました。

武田さんの友人がピアノの搬入の手伝いにきてくださり、無事に元の場所にピアノが収まりました。

武田さん、長~い一日、運転、積み下ろし、本当にありがとうございました。
大きな武田さんは本当に頼りになりました。
響さん、企画してくださってありがとうございました。

空を見上げると少しかけたお月様が綺麗で。




矢ヶ崎さんが中原さんと二人をモノレール牧志駅近くの宿泊場所へ送ってくださいました。
矢ヶ崎さん、いろいろ本当にありがとうございました。

皆様のおかげで素敵なコンサートができたことに感謝。
平和を願う皆様とつながることができてよかった。
ありがとうございました!!!

2016年9月24日土曜日

2016年9月の九州ツアー

高鍋町でジャズコンサート魂


都城市は毎月のように来て大淀川をきれいにしようとイベントをしていました。知人も沢山いる地域。ウエルネス都城特派大使もやっています。

都城市在住のソプラノ歌手・東由子さんから電話がきて少し時間があるので会いにきてくださることになりました。嬉しい限り。
朝ごはんを食べていたら元気な東さんの声が聞こえてきました。

一年ぶり。
元気なソプラノの声を聞くと、こちらも元気になります。
音楽のことや近況を話し、10月のコンサートのチラシをいただきました。

盆地の音楽家シリーズVol.16 ふるさとに住みふるさとで歌うソプラノ三色コンサート
http://mj-hall.jp/performance/2016/10/bonti-vol16.html

今回は、ストラビンスキーを歌う、と聞いて嬉しくなりました。
東由子さんの本領発揮。
お近くの方は必見、いや必聴です。
ぜひ、足を運んでください。

今日もレッスンがあるそうで30分くらいで急いで帰られました。
忙しい時にきてくださって本当にありがとうございました。

ホテルから西都城駅へ歩き宮崎行きの鈍行列車に乗車。
のんびり涼しいのでウトウト。
宮崎駅で車掌さんに起こされて目が覚める。
駅の向かい側に止まっている列車に乗り換え今日のコンサート会場のある高鍋町に向かう。
今度は寝過ごしてはいけないので、起きて車窓を楽しむ。

高鍋町へ行くのは何年ぶりかな?
20年くらい前かもしれない。
高鍋の浜辺のロケーション最高の店「イングルサイド」でのライブでした。
大きな窓から海が目の前に広がる。
夜の薄明かりでのピアノライブは自分でも感激でした。
ぜも、力が入りすぎたのか玄が切れるハプニング。
1ステージが終わったらお店の隣のスタジオへ移動。
お客様も飲み物を持って移動。
2ステージはスタジオでのライブになりました。
懐かしい思い出が蘇ってきました。

14時すぎ高鍋駅到着。
静かな駅前。
15時には迎えに来ていただく約束をしていましたが、歩きたくなり、ました。
いや~暑い。
でも風も吹いて気持ちいい。

ネットで情報を見ていたので歩いていると今日の主催者・山本さんから電話がかかってくる。
私「歩いて行きます」
山本さん「遠いですよ」
私「時間があるのでのんびり行きます。」
山本さん「会場で待ってます」
ちょとびっくりされていたようです。

歩いていたら会場の場所が不安になったので人に聞いてみようと思うが歩いている人がいない。
病院があったの入ってみたら、ここも誰もいない。
どうしようか?
と思っていたら年配の女性が一人入ってこられた。
「八坂神社はどこですか?」と、たずねる。
今日の会場は八坂神社境内の南公民館。
女性は
「そこを右に行って、信用金庫のところを右、少し歩くと左側にあります」
と、教えてくださった。
しかし右と言っておられるのに手は左をさしている。
左側と言ったのに右手をさしている。
自分の感覚では指をさしていろう方向だと思ったので、お礼を言って出発。

高鍋駅からは約40分くらいで南公民館到着。
公民館の前に止めてある車から荷物を公民館に搬入なさっている山本さんに会いしました。
山本さんとは初対面。
ライフタイムの草野さんに紹介いただき今回のコンサートが決まった。
山本さんは81歳。
いや~元気で毎月ジャズコンサートを同じ会場で企画なさっています。
嬉しい限り。

まだ早かったので温泉でゆっくりしてください、と温泉へ車で送っていただく。




昨日の都城温泉とはちがう立派な温泉施設。
ここもお湯がいいと評判だそうです。

無料券をいただき、温泉を出たら電話をする約束をして山本さんは準備のために会場へ引き返されました。

無料券を受付で渡すと

「この券は終わってます」
と言われびっくり。

意味不明ですがチケット500円を購入して温泉に入る。
露天風呂もあり最高の温泉でした。

5時半くらいに山本さんが迎えにきてくださり南公民館へ行く。
今日一緒に演奏するベースの坂元さん、ボーカルの松崎さんも来ていて、さっそくリハーサル。
坂元さんとは2度一緒に演奏している。まだ29歳ですが素晴らしい音色とビート。
センスも抜群です。
ボーカルの松崎さんとは一度ライフタイムでお会いしただけ。
その時に今度一緒にやりましょう、と言っていたのが山本さんのコーディネートで実現。初めての歌声でしたが山本さん曰く宮崎で最高のボーカル。本当に素敵な歌声に感激でした。

7時 地域の皆様が来てください開演。
1ステージ目はソロ。
休憩をはさんで
2ステージ目は1曲目が「ふるさと」
そう唱歌「ふるさと」
ここのコンサートでは毎回2ステージ目の初めにみんなで歌う。
会場の皆様の素敵な歌声に感激でした。
そしてベースとデュオ。
ピアノからスタート、ペースが絡んできてドンドン音楽が膨らんでいき、とても良い感じで演奏ができました。
会場の皆様も楽しんでくださったようで大きな拍手。
つづいて松崎さんとう登場。
ピアノとベースに乗っかるように素敵な歌声が会場に響き渡りました。
静かな曲、スイングする曲、フリーな感じの曲、スキャットもあり大盛り上がりのステージになりました。
アンコールはワッハッハ。
松崎さんは始めてしてたが面白がって笑いパフォーマンス、スキャット。
良いライブができました。
ワッハッハ。

20年ぶりの高鍋町ライブは最高。
お客さまがたが口々に「また来てください」と嬉しい反応。
年に一度は来ます、と約束してきました。

終了後は少し打ち上げ。
10時すぎに、串間市から友人の成田さんが迎えにきてくださったので高鍋町と、お別れ。
高鍋町から串間市まで2時間。
雨が降ったり止んだり。
ちょっと大変でしたが無事に串間市の成田さん宅到着。





2016年9月23日金曜日

2016年9月の九州ツアー

朝早く起きてホテルから宮崎駅へ歩く。
まだまだ汗ばむくらいの暑さ。

宮崎駅から鈍行列車で西都城駅を目指して乗車。
単線のために何度かすれ違い待ちで列車が止まる。
ゆっくり、のんびり、ポレポレの旅。

11時過ぎに西都城駅へ到着。
「まーる工房」の平野さんが迎えに来て下さる。
一年ぶり。
元気そうで何よりです。

「まーる工房」着いて利用者、スタッフの皆さんに挨拶。

作業所の近くに「まーる茶房」があります。
http://www.marlfactory.jp/
素敵なお店で、美味しいスイーツがあります。
都城お勧めスポットです。

早い食事をさせていただき開演まで時間があるので散歩。
晴れて暑くなってきました。

近くの公園はトンボが飛んでいて気持ちいい。


公園のすぐ裏に霧島酒造の工場、ホール、レストランがあります。
霧島酒造は焼酎の販売が全国一位だそうです。

約1時間の散歩で汗ビッショリになりましたが自然のエネルギーをいっぱいいただいたように思います。

「まーる工房」に帰り打ち合わせ。

14時 地域の方も参加してくださり会場は満員。
オープニングは
●枯葉
●もののけ姫
●イエスタディ

リクエストをいただいた
●カントリー・ロード
●いつも何度でも
●ビリーブ
を、一緒に歌いました。

そして
●ワッハッハ。
いっぱいピアノに触れてくださいました。

最後は
●世界に一つだけの花

約1時間半のコンサート。
楽しく終了。
今年も楽しんでいただけて嬉しい限りです。

終了後は近くの「都城温泉」へ。
ここの温泉は鄙びていて最高。
ゆっくり入らせて頂き夜はスタッフの皆さんと食事会。
コンサートの話と美味しい食事で素敵な時間を共有できたことに感謝。








2016年9月22日木曜日

2016年9月の九州ツアー

宮崎市ライフタイムジャムセッション

昨晩は「やまのいえ」泊めていただきました。
静かでノンビリの夜でした。

朝起きて朝食をご馳走になっておおいた空港までおくっていただきました。
大分空港からはバスで大分市へ。
大分市から宮崎行きの高速バスに乗り換え。
台風の影響で延岡の水害をニュースで見ていて少し心配でしたが順調にバスが走り夕方4時ころに無事宮崎市に到着。

ホテルで休んで宮崎駅前にあるライフタイムに行きました。
http://www.lifetime-jazz.com/

ライフタイムは宮崎市で一番古いジャズライブハウス。
もう30年くらい前に始めてライブを開催していただいてからのお付き合いです。

8時からの河埜章セクステットに混ぜていただきジャムセッション。
トランペット、サックス、トロンボーンの厚いサウンド。
若いベーシスト。
マスターの草野さんがドラムで参加。
いや~素敵な演奏に感激でした。
今日も汗ビッショリになりました。

また宮崎に来たら一緒に演奏しましょうと約束してホテルに帰り早めに就寝。

2016年9月21日水曜日

2016年9月の九州ツアー

ピアノが届きました!


前日20日の夜に神戸港からフェリーに乗り今朝・新門司港に着く予定でしたが台風16号が関西にも直撃。フェリーは欠航になりました。
しかたがないので新大阪から朝の新幹線に乗り小倉を経由して杵築駅に到着。

和風の杵築駅は大好きな駅の一つです。



杵築駅に「三角ベース」(障がい者自立支援施設)の荘司さんが迎えにきてくださいました。
三角ベースHPも、ぜひご覧下さい。
http://www.oct-net.ne.jp/~sankaku/

「やまのいえ」名前の通り山の中にあります。
施設の前には広い畑があり、不耕栽培、自然栽培、で安全な食べものを作っています・「やまのいえ」は、作業の休憩、不耕・自然栽培の研修、地域の皆様との交流の場として使っていかれます。


建物は昨年の3月に完成してそうですが看板は、最近つくっていいただき今日のピアノお目覚めコンサートと皆さんへのお披露目にまにあうようにつくっていただいたそうです。

               

ひらがなで筆一本でかかれてステキな看板です。
書かれたのは「三角ベース」の応援をしてくださっているお寺の奥様が書いてくださいました。
看板の横の玄関から入ると木の匂いがして気持ちの良い空間が広がります。
そのにピアノが!!!
建物にピッタリ。
良く似合います。



ピアノを提供してださった方は大阪府豊中市にお住まいの新宮さん。
ピアノは新宮さんのご実家・長崎県佐世保市で20年くらい眠ってました。
6月に新宮さんと出会いピアノをお話をしましたら偶然ピアノを使ってくださる方に提供したいと申し出がありました。
「三角ベース」には13年前にピアノを寄贈していて数年まえから毎年3月に演奏にお伺いしています。
新しい施設にもピアノがあったらいいな、とのお話があったので、ここに寄贈していただくことになりました。
ステキな出会いがあり、ピアノも活躍の場ができ嬉しい限りです。




 
 
午後1時過ぎから利用者、スタッフのがぞくぞうと集まって来てくださいました。
利用者の方でジャズサックスを吹かれる方がいて来た時にはジャズセッションをすることになっています。
開演前に少しだけリハーサル。
Moanin、St Thomas、Fly me to the moon、
 
開演:午後1時30分
予定通りに始まりました。
今回のピアノのお目覚めは枯葉です。
20年眠っていたピアノですが素晴らしい音色を響かせてくれました。
 
セッションできて楽しかったです。
ワッハッハでは、もちろん皆さんがピアノに触れてくださいました。
 
15:00終演
 
 
西日本新聞社の取材がありました。
熱心な記者さんと1時間くらいおしゃべり。
 
記者さんが帰った後少し昼寝。
 
18時くらいに目が覚めたら夜の部に参加してくださる皆様がお越しになっています。
 
18:30 夜の部開演。
夜の部は地域の皆様とスタッフ約50人くらいの参加。
 
暗くなり照明がつきライブハウスの雰囲気です。
ピアノは昼間弾いたせいか会場に馴染んだのか響きが豊かになってきました。
 
嵐山に感謝して新しくつくった曲
 
●渡月橋
●トロッコ列車で行こう
●竹林
 
も演奏しました。
「三角ベース」で竹林を整備している場所があり何年か前に見せていただきました。
嵐山の竹林とは違いますが、いい感じでした。
 
最後にワッハッハでピアノにも触れていただき楽しいライブでした。
 
暑くて汗ビッショリになりましたがいい時間を皆様と共有できました。
 
終了後は交流会。
スタッフ、地域の皆様が触れ合う初めての機会をコンサートで提供できたことを嬉しく思います。
ありがとうございました。
 
 
 
 
 


2016年7月31日日曜日

北海道仁木町「山の家」保養キャンプ

夏休みに入り各地で放射能保養キャンプが開かれています。
その一つ北海道仁木町での保養キャンプに演奏に行ってきました。

北海道余市郡仁木町にある「山の家」です。
放射能汚染地域からの保養施設です。
「おもいっきり夏休みin北海道」

札幌でのライブを終えて夕方4時に余市駅到着。
「山の家」のスタッフの方が余市駅へ迎えに来てくださいました。
約15分くらいで仁木町の山の上にある「山の家」に到着。


到着して間もなく夕食のバーベキュー。
広い空を見ながらの食事はとても美味しい。

食事が終わり、いよいよコンサート。

参加者は福島県のハンディをもった子どもたち15人くらいとスタッフ。
そしてサハリンの児童福祉施設の子どもたち15名も一緒にお泊りです。
サハリンでも福島の子どもたちの保養を受け入れてくださっていて、そのお礼に日本に招待された子どもたちです。

会場は施設のランチルーム。
ピアノは木製のスピネットタイプ(小さい)。

お目覚めの曲はサウンド・オブ・ミューックから「私のお気に入り」
調律もしばらくしていないピアノですが小さな体から、せいいっぱいの音を響かせてくれます。
迫力に子どもたちは目を丸くして見入っていました。




2曲目は「星に願いを」
世界が平和である事を願って優しい音色が会場を包みます。

3曲目は「チューリップ」
どの花見ても綺麗だな、の世界になって欲しいと願っていつも演奏しています。

4曲目の「かえるの歌」では、いろんなカエルになりました。

5曲目は「台風」
ピアノを弦を弾いて風の音を演出。
拳や肘で台風のイメージを表現。
いろんな弾き方、いろんな音にびっくりしていました。

6曲目は「四万十川」
自然を題材にした私のオリジナル。

7曲目は「大きな古時計」
一緒に歌いました。

8曲目は「さんぽ」
子どもたちの一番人気。
歩くと元気になりますね。

9曲目は「ワッハッハ」
ワッハッハ、ワッハッハ、ワッハ、ワッハ、ワッハッハ、と三三七拍子で笑うのが音楽になります。
子どもたちもリズムに合わせてピアノに触れていただきました。
最初躊躇していた子どもたちですが、繰り返しやっているうちに楽しくなり皆がピアニストになりました。
何度も出てきてピアノに触れてくれるので終わらないかも、と少し心配になるくらいでした。
ワッハッハ!

終了後にサハリンの子どもたちを招いている方から
「サハリンの子どもたちは孤児院で育っていて普段感情を表に出すことがなく、あんなに楽しそうにピアノを弾いてびっくりしました」
と、話してくださいました。

私から
「サハリンの児童福祉施設にはピアノが無いようなのでピアノを寄贈してサハリンへ演奏に行きたい」
と話しました。

日本ではピアノがいっぱい眠っています。
そんなピアノがサハリンでも活躍して欲しいです。
ピアノは一人でも楽しめる素敵な楽器。
音楽は心の栄養。
サハリンの子どもたちが健康で心豊かに育ってくれる事を願います。

福島の子どもたちは毎年「山の家」にやってきます。
また「山の家」で再会しましょう、と約束しました。

コンサートが終わった後は花火で楽しみ、お風呂に入って子どもたちは就寝。
子どもたちが寝たあとは大人タイム。
スタッフの皆様と夜遅くまで話がはずみ楽しい一日を過ごしました。



2016年3月12日土曜日

トンボ王国30周年コンサート

四万十トンボ王国ができて30周年になります。
http://www.gakuyukan.com/
杉村光俊 さんがトンボを追いかけ自然が壊れていることに気づき、何とかしたいと設立された世界で初めてのトンボ保護区。
運営は大変な事も多いと思いますが、続けてくださって感謝です。
10周年に呼んていただきコンサートをしてから20年がすぎてびっくりしています。

 私の母の実家・土佐清水市下ノ加江は四万十川下流の四万十市中村駅から車で30分くらい西へ行った小さな漁港の街です。
 今は近くなりましが物心がついて始めて行った時は遠かった!
大阪駅から夜行列車に乗り岡山県宇野港から宇高連絡船に乗り換え高松港へ。
高松港からで土讃線に乗り換え。
夜中に船から汽車に向かって走りました。
人がいっぱいでしたが席に座れてホッとしました。
四国山脈に入るとトンネル、トンネル、トンネル。
100くらいあったように思います。
途中で朝陽が登り始めました。
土讃線が土佐佐賀で終点。土佐佐賀からバス。舗装されていない海沿いの岸壁の道をゆっくり走って行きます。
その時に見たのと同じ風景。

 
中村でバスを乗り換え下ノ加江に着いたのは陽が沈む頃です。
夏だから、小学校4年生の私には地の果てに来た、と思われました。
 
さて、今回はコンサートの前日に高知駅からアンパンマン列車に 乗り中村駅へ。
 
 
 
近くなりました。
 
 
 ホテルにチェックインして荷物を置き、すこしゆっくりしてからブラブラと散歩がてらトンボ王国へ向かいました。

何度も渡っている赤鉄橋。今回は始めて歩いて渡りました。


歩いてわかったこと。
橋は揺れるんですね。びっくり。
怖がりの私はビクビクしながらゆっくりと渡りました。
橋から素敵な風景を撮影。

 
 
途中な、菜の花が満開。春ですね。
 

赤鉄橋を渡り10分くらいでトンボ王国に着きました。
懐かしい建物が見えました。




今回はトンボ王国の施設でコンサートをしようとピアノを贈り先月下旬に無事ピアノが到着していました。


 


 

 
 
 
奈良県生駒市で大事使われていたピアノです。
使っておられた女性が他界されて知人が貰われました。
しばらく眠っていたピアノがトン王国で活躍してくれます。
 
夜は四万十川定食でトンボ王国の皆様と懇親会。
 
3月12日(土)午前中に下ノ加江の従兄弟を訪問。
中村駅からバスで40分くらい。
バスから四万十川が見えました。
 

下ノ加江について小さい頃あそんだ下ノ加江川を橋から覗いてみると綺麗。
ここでエビやウナギをとった思い出がよみがえってきました。

 
川のすぐそばが従兄弟の家です。
子どもの時に来た時に、いつも面倒をみてくれた従兄弟が昨年6月に他界。
寂しくなりました。
お線香をあげて従兄弟の連れ合いとゆっくり楽しい時間を過ごし、中村のホテルまで車で送っていただきました。
 
準備をして赤鉄橋を渡りトンボ王国へ。
いい天気で四万十川も綺麗。
 
トンボ王国に着くと調律も終わっていたので弾いてみる。
しばらく弾いていなかったピアノが少しずつ音色を換えてくれました。
あっというまに2時間だたちました。
ピアノの周りには四万十川の野草と流木で飾り付けをしてくださいました。
感激です。
 

リハーサルしている間にお客さんも入る時間になりました。

 


高知市、南国市からもお客さまが来てくださって素晴らしいコンサートができました。
終了後にスタッフの皆様と記念撮影。

ありがとうございました!!

 
 



2016年2月13日土曜日

寒川幼稚園

香川県さぬき市寒川幼稚園20周年に招いていただきコンサートでした。
前日に、入り打ち合わせとピアノの位置決め。
近くの民宿に泊まりました。
民宿は四国巡礼87番札所・長尾寺の前にある宿でした。
巡礼の方が泊まるので朝は早いです。
6時半に食事。
食事が終わるとすぐに出発。
私はゆっくりだったので長尾寺を散歩しました。
 
 
10時に迎えにきていただき寒川幼稚園につきました。
かわいい看板です。
 
 
幼稚園の中には園児さんの素敵な作品がいっぱい。
 
 
この大根。
最高!!!


 
いよいよコンサートがはじまり。
 
 
演奏も、お話もよく聞いてくださいました。

そしてワッハッハ
お父さんもピアニスト
 
こども達も全員ピアニストになり素敵なコンサートになりました。
元気をいっぱいありがとうございました。