2016年3月12日土曜日

トンボ王国30周年コンサート

四万十トンボ王国ができて30周年になります。
http://www.gakuyukan.com/
杉村光俊 さんがトンボを追いかけ自然が壊れていることに気づき、何とかしたいと設立された世界で初めてのトンボ保護区。
運営は大変な事も多いと思いますが、続けてくださって感謝です。
10周年に呼んていただきコンサートをしてから20年がすぎてびっくりしています。

 私の母の実家・土佐清水市下ノ加江は四万十川下流の四万十市中村駅から車で30分くらい西へ行った小さな漁港の街です。
 今は近くなりましが物心がついて始めて行った時は遠かった!
大阪駅から夜行列車に乗り岡山県宇野港から宇高連絡船に乗り換え高松港へ。
高松港からで土讃線に乗り換え。
夜中に船から汽車に向かって走りました。
人がいっぱいでしたが席に座れてホッとしました。
四国山脈に入るとトンネル、トンネル、トンネル。
100くらいあったように思います。
途中で朝陽が登り始めました。
土讃線が土佐佐賀で終点。土佐佐賀からバス。舗装されていない海沿いの岸壁の道をゆっくり走って行きます。
その時に見たのと同じ風景。

 
中村でバスを乗り換え下ノ加江に着いたのは陽が沈む頃です。
夏だから、小学校4年生の私には地の果てに来た、と思われました。
 
さて、今回はコンサートの前日に高知駅からアンパンマン列車に 乗り中村駅へ。
 
 
 
近くなりました。
 
 
 ホテルにチェックインして荷物を置き、すこしゆっくりしてからブラブラと散歩がてらトンボ王国へ向かいました。

何度も渡っている赤鉄橋。今回は始めて歩いて渡りました。


歩いてわかったこと。
橋は揺れるんですね。びっくり。
怖がりの私はビクビクしながらゆっくりと渡りました。
橋から素敵な風景を撮影。

 
 
途中な、菜の花が満開。春ですね。
 

赤鉄橋を渡り10分くらいでトンボ王国に着きました。
懐かしい建物が見えました。




今回はトンボ王国の施設でコンサートをしようとピアノを贈り先月下旬に無事ピアノが到着していました。


 


 

 
 
 
奈良県生駒市で大事使われていたピアノです。
使っておられた女性が他界されて知人が貰われました。
しばらく眠っていたピアノがトン王国で活躍してくれます。
 
夜は四万十川定食でトンボ王国の皆様と懇親会。
 
3月12日(土)午前中に下ノ加江の従兄弟を訪問。
中村駅からバスで40分くらい。
バスから四万十川が見えました。
 

下ノ加江について小さい頃あそんだ下ノ加江川を橋から覗いてみると綺麗。
ここでエビやウナギをとった思い出がよみがえってきました。

 
川のすぐそばが従兄弟の家です。
子どもの時に来た時に、いつも面倒をみてくれた従兄弟が昨年6月に他界。
寂しくなりました。
お線香をあげて従兄弟の連れ合いとゆっくり楽しい時間を過ごし、中村のホテルまで車で送っていただきました。
 
準備をして赤鉄橋を渡りトンボ王国へ。
いい天気で四万十川も綺麗。
 
トンボ王国に着くと調律も終わっていたので弾いてみる。
しばらく弾いていなかったピアノが少しずつ音色を換えてくれました。
あっというまに2時間だたちました。
ピアノの周りには四万十川の野草と流木で飾り付けをしてくださいました。
感激です。
 

リハーサルしている間にお客さんも入る時間になりました。

 


高知市、南国市からもお客さまが来てくださって素晴らしいコンサートができました。
終了後にスタッフの皆様と記念撮影。

ありがとうございました!!

 
 



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