2025年4月28日月曜日

避難者通信161号  定例学習会「支配の道具とされてきた『科学』と『哲学』を人権の元に取り戻す」

 避難者通信161号 

定例学習会「支配の道具とされてきた『科学』と『哲学』を人権の元に取り戻す」

 

皆々様

お元気にお過ごしでしょうか?
BCCで失礼いたします。

67回つなごう命の会定例学習会のお知らせ

  5月10日土曜日の午前10;30~です。

お気軽にご参加ください。

放射線被曝で今まで支配の道具とされてきた

「科学」と「哲学」を人権の元に取り戻す

科学と人権に立脚した被曝評価体系の確立を!いよいよ募集開始

矢ヶ﨑の体験的被曝被害・治療方法もお話しします。

 

今回の学習会は、矢ヶ﨑一家の被曝災害と矢ヶ﨑が採用した治療方法をご紹介します。矢ヶ﨑同様被曝被害を受けた方の死亡者異常増加数は9年間で63万人に上ります(厚労省の人口動態調査を分析/可視化)。その100%に近い確率で死因は個々の臓器不調あるいは老衰等とされて、放射能とは無関係として処理されています。多種の死因の死亡率が2011年から異常増加し、時間相関があるのです。汚染値での農産物生産と「食べて応援」が関わります。

 

矢ヶ﨑は連れ合いの沖本八重美が20131月に急逝したと1週間違いの健康診断により、心臓の下半分が麻痺している(主治医診察結果)と同時に大脳が頭蓋骨に比して直径で5cmも萎縮している(主治医診察結果)状態を確認しました。

矢ヶ﨑は入院を避けて、徹底して外部被曝も内部被曝も可能性を最小限にする方法を執り、幸いにも生き延びました。

 

入院を避けたのは、当時の沖縄では病院が食べて応援で「福島米」を採用していた事に寄ります。入院すれば内部被曝が避けられなかったからです。沖縄は「チュラシマ・ウツクシマ協定」を結ぶ兄弟県であり、福島県産米は当時、県民一人あたりの消費量では日本一を争う状態でありました。

 

矢ヶ﨑はそれまでの福島に入り浸って、測定や講演会件数が2年間で245回にも上る凄まじい出張をして来ましたが、それを一切止める(事実上身体的にも不可能になりました)。食材を沖縄産か九州産に限定して内部被曝の可能性を極少にする様に食生活をコントロールいたしました。この間ほとんど外食はしていません。限定した食材による自炊です。

 

それに加えて、ミネラルを最大限摂取する事と酵素をたくさん摂取することを致しました。ミネラルは「水を中心に置いて水を作る」方法ではなく、「多種類ミネラルを最初に配置して水を作る」という、非常に賢い水の造り方をしている水販売組織を知りそれを利用させていただきました。

 

沖本は被爆者として「原爆被爆者の内部被曝による苦しみを福島で繰り返させてはいけない」と強く願い、事故後直ぐに沖縄に避難者支援組織を作り「沖縄のお母さん」と呼ばれ(琉球新報2014810日)、かつ福島の人々と交流するために、私と共に福島へ頻繁に通うところとなりました。


彼女が心臓発作で倒れて入院した病院では、冠動脈等の狭窄を無くす事を真っ先に行ってくださいましたが狭窄は何処にも無く、しかし心臓組織が脆くなっている状態でした。

心臓は新陳代謝が非常に少なく放射線電離損傷が蓄積されやすい臓器であることが知られています。治療結果から私は放射線被曝を強く疑い「広島の被爆者を福島で被曝させてしまった」と痛切に自分の思慮の足り無さを嘆きました。と同時に放射線被曝の恐ろしさを改めて実感しました(何と鈍い対応だったでしょう)。

 

医学界の主流はICRPの「100mSv以下の被曝被害は臨床的には検知されていない」論に従って、「原発事故後の放射線被曝被害は無い」見解に従い、患者さんに放射線被曝を避けるように指導するどころか、逆に「食べて応援」に加担したのではないか?

これによって大幅に、病状悪化を食い止めることができず、死亡者が増加したのでないかと懸念されます。

 

医療機関から、糖尿病の患者さんが「糖の摂取は避けてください」と生活指導を受けるように、「被曝を避けてください」とその防護方法を指導された患者さんがいるだろうか?寡聞にして私はその様な話を聞いたことが有りません。

 

今回の学習会の主たる主張は、「放射線被曝分野で支配の道具となってきたICRP等の「科学」と「哲学(功利主義)」を人権の元に取り戻す」事が人類的に必要になっていることを訴え、それを進めようとする仲間をこの57日から募集開始する事をお知らせするものです。

 

日本の医療機関の被曝医療哲学の根本には国際放射線防護委員会(ICRP)の被曝体系があ

ります。ICRPの被曝評価体系を批判し、「科学と人権に基づく被曝評価体系を確立する」事が今、人類に求められています。

支配の道具であった「科学」と「哲学」を人権の元に取り戻す事をご一緒に達成させようではありませんか!

 日時  

2025年5月10日() 午前10時半からおよそ2時間

1)会場

那覇市民活動支援センター2階 研修室2

2)ズーム参加

ZOOM URL パスワード等

https://us04web.zoom.us/j/7718813361?pwd=

ミーティングID: 771 881 3361

パスコード: D8R2Lt

参加予定の方は事前に<yagasaki888Ⓐgmail.com>までご連絡ください。

を@にご変更ください)

参加費無料です

矢ヶ﨑克馬 428

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